一瞬の風になれ第二部 ヨウイ
2007/08/13
三部作の第二部。一年の冬から二年の秋までのお話。
第二部で、新二が部長になり、正式ではないにしろ 100M を 10 秒台で走る。「お前はいつか 100M を 10 秒台で走れる」と言われていた新二がついに、というところで全編通じて一番大きな事件が起こり、立ち止まってしまう。
第二部でも、新二は大きな結果は出さないのですが、成長と期待を感じさせられます。期待しすぎて、「え?まだ結果出ないの?」ともどかしくなってしまうくらいに。そこで事件。
当然、いいことずくめじゃ面白くならないし、これまで順調に進んで来た分、「ああやっぱり」という展開ではあるのですが、そんなことどうでもいい。面白いんだから。
新二が速くなればなるほど、僕の読むスピードも速くなってきて、第二部は第一部の半分くらいの時間で読み終わってしまいました。で、次が最後の第三部。