OSX に Ruby on Rails 環境を構築する
2007/06/26
OSX に Ruby on Rails 環境を構築しました。OSX(10.4 Tiger)には最初から Ruby がインストールされていますが、この Ruby では Rails が動作しないようです。そこで、Ruby 自体のインストールから始める必要がありますが、代表的な構築方法には以下のようなものがあるようです。
– ソースからビルド
– [Locomotive](http://locomotive.raaum.org/) をインストール
– MacPortsからインストール
Locomotive は Ruby, Rails, Mongrel などをまとめてインストールできるパッケージのようです。今回は後で色々と追加インストールすることを考えて、MacPorts でインストールしました。
[nice_code]
$ sudo port install readline
$ sudo port install ruby
$ sudo port install rb-rubygems
$ sudo port install subversion
$ sudo port install swig
$ sudo gem install -r sqlite3-ruby ¥
-- --with-sqlite3-include=/opt/local/include ¥
--with-sqlite3-lib=/opt/local/lib
$ sudo gem install rails -y
$ sudo gem install mongrel -y
[/nice_code]
と、一通り必要そうなものをインストールしました。Web サーバは Mongrel, DB は SQLite にしました。SQLite は OSX に最初から入っているようですが、Subversion インストールしたら引っ張られてインストールされたので、MacPorts のものを使うようにしました。
OSX に Vim をインストール
2007/06/18
最近は Vim ばかり使っていたので、Emacs 的キーバインドに体がついていかなくなってしまいました。そこで OSX にも Vim をインストールします。
OSX には初めから Vim 6.2 がインストールされていますが、コマンドラインからしか使えないし、6 だからオムニ補完使えないし、やはり Vim7 にしておきたい。
今回は MacPorts でインストールすることにします。というのも、色々と便利なパッチを当ててくれる、ありがたい Portfile があるからです。多謝。
以下、手順です。
1. local ports repository を作る
今回使う Portfile は公式のものではないので、別途ローカルに ports リポジトリを作ってそこに配置します(参考:HowTo/LocalPortfile)。場所はどこでもいいらしいので、~/ports 以下に作りました。
2. Portfile を配置する
Vim の Portfile(vim7.1.000.1.tbz2)を先ほど作ったリポジトリに配置します。また、Vim で C/Migemo を有効にするため、C/Migemo の Portfile(cmigemo.1.3c_3.tbz2)もダウンロードします。
[nice_code]$ cd ~/ports
$ tar jxvf ~/Desktop/vim7.1.000.1.tbz2
$ tar jxvf ~/Desktop/cmigemo.1.3c_3.tbz2
$ portindex
[/nice_code]
3. Vim をインストールする
port install します。
[nice_code]$ sudo port install cmigemo +utf8
$ sudo port install vim +huge +kaoriya +cscope +ruby +python +aqua +macvim
[/nice_code]
いろんな variants がついているので、依存するパッケージがいくつかインストールされます。ncurses とか ruby とか。どうせあとで Rails 環境も作るつもりだったので好都合。しばらく待ってインストール完了。
4. 起動してみる
まずはコマンドラインから起動してみる。
[nice_code]/opt/local/bin/vim[/nice_code]
起動しました。
次に gvim を起動してみる。/Applications/MacPorts/Vim/Vim.app にインストールされているので、これを起動すると、エラーメッセージが出てメニューが文字化けしました。どうもよくある話らしいので、こちらを参考にして /Applications/MacPorts/Vim/Vim.app/Contents/Resources/vim/runtime/menu.vim をいじりました。