【レポート】いま知るべきRubyCocoa – Mac OS X Leopard最新情報 (1) RubyCocoaの概略 | パソコン | マイコミジャーナル

時期 Mac OS X である Leopard には Ruby から Cocoa フレームワークを利用できる [RubyCocoa](http://rubycocoa.sourceforge.net/HomePage) がインストールされるというお話。Cocoa といえば、Objective-C を標準言語に採用する敷居の高いフレームワークという印象を持っていたし、そもそも OS X 用ソフトウェアを開発したことのない自分には馴染みのないものですが、Ruby から利用できるとなると、俄然興味をそそられます。

とりあえず Cocoa の本を読んでみようと思い、一冊注文してみました。Cocoa も、Xcode も、Interface Builder も、何も知らないので。

以上、興味を持っただけで終わらないように、ここに意思表明してみましたよ、と。

Mac の色々なアプリケーションでショートカットキーを使おうと思うのだけれど、ショートカットキーの説明に出てくる特殊キーのシンボルが何を表しているのか、どうも覚えられないのです。CommandとかShiftとかね。

困っていたら、Apple のサイトにシンボルを説明しているページがありました。自分のためにメモ。

[nice_link][Mac OS X 10.4 Help: 特殊キーのシンボル](http://docs.info.apple.com/jarticle.html?path=Mac/10.4/jp/cdb_symbs.html)%5B/nice_link%5D

### Ctrl-[ でコマンドモードに抜けられない
いつも ESC の代わりに Ctrl-[ を使っていましたが、Mac の gVim では何故か Ctrl-[ が効きません。.vimrc でキーマップ割り当てしてもダメ。結局、Ctrl-C を使うように体を慣らしていくつもりです。というか、今まで Ctrl-C でも抜けられることを知りませんでした。

### \ を入力できない
プログラムで特殊文字をエスケープする場合などに使うバックスラッシュ(\)は ASCII コードでは 0x5C です。Windows や Linux では、日本語キーボードから円マーク(¥)で 0x5C が入力されますが、どうやら Mac では別のコードが入力されるらしい。Mac でバックスラッシュを入力するには option を押しながら円マークを押さなければならないらしい。これでプログラムでもエスケープできました。

OSX に Ruby on Rails 環境を構築しました。OSX(10.4 Tiger)には最初から Ruby がインストールされていますが、この Ruby では Rails が動作しないようです。そこで、Ruby 自体のインストールから始める必要がありますが、代表的な構築方法には以下のようなものがあるようです。

– ソースからビルド
– [Locomotive](http://locomotive.raaum.org/) をインストール
– MacPortsからインストール

Locomotive は Ruby, Rails, Mongrel などをまとめてインストールできるパッケージのようです。今回は後で色々と追加インストールすることを考えて、MacPorts でインストールしました。

[nice_code]
$ sudo port install readline
$ sudo port install ruby
$ sudo port install rb-rubygems
$ sudo port install subversion
$ sudo port install swig
$ sudo gem install -r sqlite3-ruby ¥
-- --with-sqlite3-include=/opt/local/include ¥
--with-sqlite3-lib=/opt/local/lib
$ sudo gem install rails -y
$ sudo gem install mongrel -y
[/nice_code]

と、一通り必要そうなものをインストールしました。Web サーバは Mongrel, DB は SQLite にしました。SQLite は OSX に最初から入っているようですが、Subversion インストールしたら引っ張られてインストールされたので、MacPorts のものを使うようにしました。

最近は Vim ばかり使っていたので、Emacs 的キーバインドに体がついていかなくなってしまいました。そこで OSX にも Vim をインストールします。

OSX には初めから Vim 6.2 がインストールされていますが、コマンドラインからしか使えないし、6 だからオムニ補完使えないし、やはり Vim7 にしておきたい。

今回は MacPorts でインストールすることにします。というのも、色々と便利なパッチを当ててくれる、ありがたい Portfile があるからです。多謝。

以下、手順です。

1. local ports repository を作る

今回使う Portfile は公式のものではないので、別途ローカルに ports リポジトリを作ってそこに配置します(参考:HowTo/LocalPortfile)。場所はどこでもいいらしいので、~/ports 以下に作りました。

2. Portfile を配置する

Vim の Portfile(vim7.1.000.1.tbz2)を先ほど作ったリポジトリに配置します。また、Vim で C/Migemo を有効にするため、C/Migemo の Portfile(cmigemo.1.3c_3.tbz2)もダウンロードします。

[nice_code]$ cd ~/ports
$ tar jxvf ~/Desktop/vim7.1.000.1.tbz2
$ tar jxvf ~/Desktop/cmigemo.1.3c_3.tbz2
$ portindex
[/nice_code]

3. Vim をインストールする

port install します。
[nice_code]$ sudo port install cmigemo +utf8
$ sudo port install vim +huge +kaoriya +cscope +ruby +python +aqua +macvim
[/nice_code]

いろんな variants がついているので、依存するパッケージがいくつかインストールされます。ncurses とか ruby とか。どうせあとで Rails 環境も作るつもりだったので好都合。しばらく待ってインストール完了。

4. 起動してみる
まずはコマンドラインから起動してみる。
[nice_code]/opt/local/bin/vim[/nice_code]
起動しました。

次に gvim を起動してみる。/Applications/MacPorts/Vim/Vim.app にインストールされているので、これを起動すると、エラーメッセージが出てメニューが文字化けしました。どうもよくある話らしいので、こちらを参考にして /Applications/MacPorts/Vim/Vim.app/Contents/Resources/vim/runtime/menu.vim をいじりました。
gvim

MacBookを買ったので、Windows XPからOSXに環境を移行中です。ここではインストールして常用しているソフトウェアをメモしていきます。極力、標準アプリケーションで済ませるポリシーで、あまり増やさないようにしています。

Quicksilver
コマンドラインランチャ

Firefox
普段のブラウジングはSafariで、Firefoxは開発用に。拡張は

Camino
Safariのサブとして。

JustLooking
シンプルな画像ビューア。プレビュー.appが好みじゃないので。

Flip4Mac
QuickTime PlayerでWMVを再生するためのコンポーネント。

MAMP
Apache, MySQL, PHPのセットパッケージ。プリインストールApache+MySQL+PHPか、XAMPP for Mac OS Xか、MAMPか、迷ったけどとりあえず Mac っぽい MAMP にしてみた。/Application/MAMP以下ですべて完結するあたり、Macっぽい。

MacPorts
FreeBSDのportsみたいなパッケージマネージャ。UNIX由来のツールをインストールするのに使う。今のところインストールしたのは

  • wget

くらい。必要に応じて増やしていく。

その他
インストールしたけどまだあまり使ってないもの

検討中

AdobeのApolloはAIR(Adobe Integrated Runtime)になったそうですが、WWDCではSteve JobsがSafariのWindows版を発表したそうな。しかもパブリックベータを即日公開。動きが早い。

Safariといえば、KHTMLエンジンベースであるにもかかわらず、AppleからKHTMLへのフィードバックがないという非難を受けたため、結局Apple自身がエンジン部分をWebKitとしてオープンソース化したという経緯がありました。

そのWebKitがApolloのWindows用ランタイムにも含まれていたため、「Safari for Windowsいけるんじゃね?」と俄に盛り上がっていましたが、まさかこうも早くAppleが動くとは。

早速インストールして少々動かしてみましたが、まんま Safari でした。当たり前ですが。日本語は奇麗にすっ飛ばされて表示されましたが(フォント設定を変更すれば表示できるらしい)、RSSリーダ機能も動いてる。すばらしい。

とはいえ、まだパブリックベータ。ブックマークを開けば即落ちするし、とても常用できるレベルではありません。パブリックベータのレベルには達していないとは思いますが、それでも公開することに意味はあると思います。Safariはチャレンジャーなんだから。

ユーザの立場からすると正式版が待ち遠しいです。でも開発者の立場からすると、これでもう動作対象外と言えなくなってくるかなあ、と悩ましい存在です。

[nice_link]Adobe Integrated Runtime
WebKit
Safari
[/nice_link]

MacBook購入

2007/06/12

3年半ほど使ってきたノートPCが不調を訴えていたので、MacBookを購入しました。白い方です。3つのラインナップのうち、真ん中の製品。久しぶりのMac復帰。

今回購入したMacBook、もとは16万円弱ですが、ヨドバシ秋葉原で同時にBフレッツに加入したため、3万5千円割り引いてもらい、12万5千円で購入できました。Bフレッツの初期費用・2ヶ月分の使用料も無料のため、これはお得。

今、Safariで書いてます。相変わらず綺麗だねー。